DISCOGRAPHY


DANZINDAN-POJIDON

収録曲

1. SHUFFER

2. POKALA

3. GLASS CHIME

4. PON

5. WASSER

6. MIZUE

7. COLLECTING NET

8. APPLE STAR

9. MEINE REFLEXION

10. 8・31


1983年リリースの1stアルバム『DANZINDAN-POJIDON』(ダンジンダン・ポジドン)は、リリースから35年経った2018年、オリジナルマルチトラックテープから再度ミックスダウンしたニュー・マスター・エディションとして蘇りました。

エンジニアリングはROVOやDUB SQUADのメンバーで、砂原良徳のアルバム『liminal』のミックスなどで知られる益子樹(イノヤマランドの山下康の親戚でもある)が行いました。

1983年にこのアルバムが作られた当時のプロデューサーだった細野晴臣さんは、2018年版のCD帯に次のようなコメントを寄せてくださいました。

「1980年代、ニューウェイブとアンビエントのはざ間にはユニークな音楽があったのです。その時期にリリースされた日本の音楽が、今世界で聞かれるようになってきました。イノヤマランドはその中でも希少な音楽として、忘れられることなく今に至ります。今から35年前にリリースに関わったままでしたが、失われた宿題の提出には新鮮な驚きがありました。イノヤマランドという地方の、天気予報を聞いているような、奇妙な心地よさは今も変わりません。  細野晴臣 2018年7月」

EXT-0027 2018.8.29 RELEASE 2700yen (TAX IN)









INOYAMALAND

収録曲

1. BANGLE BANGLE

2. POOL

3. 水水

4. AIU

5. 火火

6. 天窓

7. POLLEN POLLEN

8. 空域

9. 硝子玉

10. TABLAGITA

11. KUPU KUPU

12. DOME-MOOD

13. 木霊

14. CALCALA

15. SNOW

16. 笑う蜩

17. TOY TOG (BONUS TRACK)


1997年に環境音楽制作会社SOUND PROCESS DESIGNのレーベル、CRESCENTよりリリースされた2ndアルバムで、1982~1997年に制作された楽曲をコンパイルしています。使用楽器がデジタルシンセサイザー、サンプラーに移行している時期で、更に透明感のある美しいアンビエント・サウンドに進化しました。他のアイテムと共に長らく入手困難でしたが、多くのリクエストにより、リマスター、ボーナストラックを追加しての待望のリイシューです。

EXT-0029 2018.12.5 RELEASE 2700yen (TAX IN)







Music for Myxomycetes

収録曲

DISC 1: 約66分

1. Hair Air

2. Sakusaku

3. Candy

4. Hattifnatt

5. Flying

6. Bananatron

7. Happy Birthday

8. Pixy

9. See Saw

10. Morn

11. Abatwa

DISC 2: 約65分

1. Candy Floss (Unreleased)

2. Candy (Unreleased)

3. Sakusaku (Unreleased)

4. Happy Birthday (Unreleased)

5. Ino-Yama-Ino ‘81

6. Kauri (Live)

7. Bananatron (Live)

8. Pool (Live)

9. Glass Chaim (Live)

10. Apple Star (Live)

11. Glass Chaim -reproduction- (Live)

1~4. “Music for Myxomycetes” 未発表テイク:1997~1998年

5. Compilation Album “TRANSONIC 8” 収録曲:1998年

6~11. Live at Shinjuku Liquidroom 1998.8.21


『Music for Myxomycetes』は、イノヤマランドがこの時代に手がけた2箇所の環境音楽と、完成しなかった幻のイノヤマランド3rdアルバムが母体となっています。

まずは1997年から1998年にかけて上野の国立科学博物館で開催された「変形菌の世界」企画展の館内環境音楽。もう1箇所の環境音楽は1997年に新宿高層ビル内の外資系インテリアショップで開催されたイベントの音素材を再構成したものです。Hair Air、Bananatron、Pixyの3曲は、本来イノヤマランドの3rdアルバム『Revisited』に収録する予定で録りためていた曲でした。

ディスク.2には1998年の新宿リキッドルームでのライブ音源やアルバムの元となった未発表テイク、1981年に録音された未発表音源などを収めました。

EXT-0026 2018.5.23 RELEASE 3240yen (TAX IN)









SWIVA

収録曲

1. Sunset Today サンセット・トゥデイ [3:57]

2. Tekkei Tokkei テッケイ・トッケイ [2:59]

3. Nine ナイン [3:35]

4. Coconut Sabre ココナッツ・セイバー [3:21]

5. Volant ヴォラント [3:02]

6. Dark Cherry ダーク・チェリー [4:53]

7. Long Cape ロング・ケープ [3:39]

8. ななむい Nanamui [4:31]

9. うみへゆくみち Umie Yukumichi [4:16]

10. じんこうたいようきゅう Jinkou Taiyoukyu [4:43]

11. あめふるしま Amefuru Shima [7:24]

12. あしたのふね Ashitano Fune [3:32]


オリジナルアルバムとしては22年振り、完全新作による4thアルバム。

透明感あふれるアンビエント・サウンド、エスニックテイストなエレクトロニック・ラーガ、アバンギャルドなミニマル・ミュージックなど、心洗われる美しさの中にも予想外の狂気を孕んだ、12篇の音響詩。

ジャケットアートワーク、デザインは、カルトゲーム『東脳』、『LSD』の作者で、新作アルバム『GRATEFUL IN ALL THINGS』をリリースした、世界的に活躍するマルチメディア・アーティスト、佐藤理が担当。


CD   ExT Recordings EXT-0035 2020.9.16 RELEASE 2750yen (TAX IN)

LP    ExT Recordings EXT1208  2020.11.29  RELEASE 3960yen (TAX IN)

   LPのジャケットはCDと異なるデザインを施し、CDのアートワークに未掲載のビジュアルも掲載した2Pのインサートを封入しました。










Trans Kunang

収録曲

1. Twin Hornbills

2. Trans Kunang

3. Orchid Pond

4. Billiard Tiger

5. Hotel Rafflesia

6. Moonlight Cottage 

7. Pulau Island

8. Ho-hopping

9. Eastern Sea

10. Galaxy Pier

11. Dining Car

12. Suara Malam


メンバーの山下康は世界最大の花・ラフレシアの観察研究で頻繁に訪れていたインドネシアの印象から多くのモティーフを作り、井上誠がそれらを半世紀以上前のジャズやヨーロッパ映画音楽の遥かな記憶でランダムに装飾した。これは2011年に東京都心の高層ビル街に出現した不思議な庭園の環境音楽として密かに鳴らされた後、2021年に本作『Trans Kunang』として再レコーディングされた。Kunang(蛍)、Pulau(小島)、Suara(声)などのインドネシア語を散りばめた山下の独特なアジア感と、井上のあやふやな音の記憶が作り出した「幻の観光地BGM」。


ExT Recordings EXT-0038 2021.12.4 RELEASE 2750yen (TAX IN)









Yasushi Yamashita
Documentation 1976-2022

収録曲

01.人類館 『人類館』劇団レクラム舎 1995年

02.Za Zah 『タランチュラ』劇団レクラム舎 1984年

03.沼 『天使の烙印』劇団花輪ジム 1985年

04.外は風! 『風になれたら』劇団レクラム舎 1989年

05.Suzuki Western 『8人の腕時計』劇団レクラム舎 1988年 

06.Bench 『Bench3』劇団レクラム舎 2007年

07.ルルル 『プロローグは汽車の中』劇団レクラム舎 1996年

08.rururu 『プロローグは汽車の中』劇団レクラム舎 1996年

09.仏の入り口 ダンス『仏の出口』ベアトラン・レゾン 1982年

10.ボンジュール・トレステス 『裏階段にいる虎』劇団花輪ジム 1984年

11.虎・虎・虎 『裏階段にいる虎』劇団花輪ジム 1984年

12.シュガー・ボーイ 『夢遊病時代』劇団黙示体 1978年

13.たちどころハンター 『夢遊病時代』劇団黙示体 1978年

14.おおトニー 『一千一回目の誘惑』劇団黙示体 1976年

15.おおトニー Live 『一千一回目の誘惑』劇団黙示体 1976年


このアルバムは、山下康(イノヤマランド、exヒカシュー)が1976年から2007年にかけて製作した芝居の為の音楽集で、劇中歌、劇中曲で構成されています。

カラオケでのみ現存していた音源には、新たにボーカル、楽器等のオーバーダビングを2022年に試みています。

プロデューサーに、従姉甥でもある益子樹(ROVO、Dub Squad)を迎え、楽器演奏は主に井上誠(イノヤマランド)が担当しています。

初期イノヤマランドや、テクノポップ期のヒカシューを想起させる楽曲、山下自身のボーカルも聴ける興味深い内容で、70年代中頃からの小劇場音楽の一端を知る事のできる、貴重な記録音源であると同時に、もう一つのイノヤマランドを垣間見る事のできるアルバムでもあります。

山下康(INOYAMALAND、ex. ヒカシュー)が、1976年から2007年にかけて制作した演劇のための音楽集で、劇中歌、劇中曲で構成。

カラオケでのみが残っていた音源には、2022年に新たにボーカル、楽器等のオーバーダビングを行いました。

プロデューサーに、従姉甥でもある益子樹(ROVO、DUB SQUAD)を迎え、楽器演奏は主に井上誠(INOYAMALAND)が担当。初期INOYAMALANDや、テクノポップ期のヒカシューを想起させる楽曲、山下自身のボーカルも聴ける興味深い内容で、70年代中半からの小劇場音楽の一端を知る事のできる貴重な記録音源であると同時に、もう一つINOYAMALANDを垣間見る事のできるアルバムです。

2023.8.16 Release  CLN-001 ¥3,000 (tax in)







Revisited


収録曲

2023.12.6 Release

CLN-002 ¥3,000 (tax in)

01.Apsaras 1988

02.Spiral 1988

03.Mare Nautilus - 1 

04.Paxa REM 1988

05.Wulingyuan 1989

06.Mare Nautilus - 2 

07.Greenery Exposition 1990

08.Edo Dusk 1994

09.Meiji Dawn 1994

10.Natural History Museum 1994

11.Mare Nautilus - 3

12.Early Snow 1997

13.Shell Mound 1999

14.Shinjuku 2011

15.Lilium Auratum 2017

16.Mare Nautilus - 4

17.Myou-Chou 2017

イノヤマランドの環境音楽ワークスを集大成した、6thアルバム

現在、80~90年代の日本の環境音楽の発信元として、世界的に評価と研究の対象となっている、SPD(サウンド・プロセス・デザイン)は1983年、都市建造物内外の公共空間や自然公園などの広大な環境と響き合う音響をデザインする会社として、芦川聡、田中宗隆らによって設立された。イノヤマランドはSPDを通じ1987年末から吉村弘、広瀬豊、関口孝らとともに日本各地の国際博覧会、美術館、劇場、自然史博物館、歴史資料館などへ作品を提供してきた。

本アルバムは30年に渡るSPDとの共同作業から生まれた膨大な原曲群から17曲を選び、再構成、再録音を繰り返して1枚のアンソロジーに仕立てたもの。







Egyptology

収録曲

1.開演前に先立って聴くべき音楽と客席のノイズ。

2.序。暗闇に浮かび上がるピラミッド‥‥男がドアに近づいた、しかし、(メインテーマ)

3.エジプト!着陸しますよ!‥‥すごい!墜落した

4.みたいだけど。まだ生きている。‥‥逆方向に旅をしたんだ 時間の中をね。

5.ああ、エジプト。おまえは髪を石で洗うのか?

6.私から奪わないで!私から奪わないで!そのことは私に言わないで。

7.クラブ後悔なし こいつは一晩中 土曜の夜を過ごすには最適の場所だ。

8.私は自分の夢の中を通り過ぎる。私はメッセージを見つける。それらは古いメッセージである。

9.あれは;;;;[タップダンス] ここでは実にうまくいったね。(こんなのは嫌だ)

10.他の目的とつながっている人もいた。ああっ、ベッドにいらして。ベッドにいらして。

11.[ドアが開き、風が吹き込む、スリップしながら][ルイ14世登場]

12.あなたの頭の中から 何かが飛び出している。速い。過去だ。過去だ。

13.もっか墜落中だからな。ピラミッドなんかにかまっていられるか。[ルイ14世登場]

14.その言葉が全てを変えた。「OK、私は犬をもらいに来た」

15.ただ、「あなたが‥‥あなたの夕食のために何かを作ってくださるのでしたら!」

16.きのうは人生が意味をもっていた。しかし、今日はそうじゃないようだ。残念なことに。

17.たくさん肉を置いて食卓に。置いてもっと置いて。食卓に。

18.あなたはスリルが欲しいですか。これであなたはスリルを味わうことができます。ロックンロール

19.彼女は指差した。だが、そうしたとき、彼女のイメージは、場所の強度を失っていくように思えた。

20.黄金の皿がその布の下にある‥‥皿は三角形に変わった‥‥

△ 私は納得できない 暗転(△のテーマ)

21.ワーオ、なんて美しい経験を私はしているんだろう。いや、そう思っているのは私の方だ。

22.そうしようとしているー私の中に入ろうとしている。(メインテーマ)

23.私は裏口から苦痛クラブに入った。‥‥‥私は激怒している隊員であります。‥‥‥苦痛クラブ!

24. 暗転 [絵:布を取る]見てください、黄金の皿です。

25.愚かなものというのは、私が本領を発揮できるとき、そこにあるもののことか? (△のテーマ)

26.世界の終わり?‥‥1日につき、ひとつの指が残っている いや、いま指が2倍になった[触り、抱き、踊る]

27私は生き続けるだろう‥‥永遠に、あなたがそれを私に約束できますか?(メインテーマ)


2000年に巻上公一のプロデュースで上演されたリチャード・フォアマン作の前衛劇『エジプトロジー〜わたしの頭は大トンカチだった』のための舞台音楽集です。

これらの収録曲名は、1.以外のすべてが戯曲の一節から採られています。この戯曲には台詞とト書きの区分けが一切なく、まるでメモのような言葉の集積の、どこに音楽を当てるのかを探ることからイノヤマランドの作業は始まりました。

N.Y.アンダーグラウンド演劇界の最高峰、リチャード・フォアマンを日本に紹介するプロジェクトは、1995年から巻上公一と演劇評論家の鴻英良が始め、1995年の巻上演出 「マインドキング」に続いて「エジプトロジー」は第2作めの上演でした。

LAND-001 2003 RELEASE  2000yen (TAX IN)











COLLECTING NET

収録曲

01. Ring Mod

02. Wasser

03. Morn

04. Wonder Wall

05. The Great Raven

06. Magical Insect

07. Donkikaro Tokikaro (Glass Chaim)

08. Mahouto

09. Wonder Wall Again

10. DDT

11. Sweep

12. Meine Reflexion

13. Parururu Parururu

14. Shuffer


1977年の秋、ロジャー・ウォータースが後援するロンドンの前衛劇団ルミエール&サンの中心メンバーだった楠原映二は東京で巻上公一と一緒に『コレクティングネット』という芝居を作ることになりました。その音楽担当者として井上と山下は出会い、すぐに共同作業を始めます。芝居のポスターに音楽担当者を記載するとき、山下はこの音楽ユニットをヒカシューと名付けました。これがヒカシューの、そしてイノヤマランドの始まりです。

芝居には一応のストーリーはありますがセリフは少なく、ほぼ全編に音楽が鳴り続けました。このとき井上と山下は正方形の舞台の斜め半分に積み上げられた廃材のオブジェの中にに2台のメロトロンやシステムシンセサイザーなどを組み込んで演奏しました。

このCDには、芝居の終演直後にスタジオ録音した音源を中心に、本番前のセッション録音と翌1978年春に録音した『マイネ・リフレクション』という映画のサウンド・トラックからのセレクトを収めました。

EXT-0025 2018.3.28 RELEASE 2700yen (TAX IN)









天井棧敷館ライブ1978
- House of Tenjo-Sajiki Live 1978

収録曲

●DISC 1●

1. 天井棧敷の人々 パート1 - Children of Paradise. Part 1

2. トイピアノ帝国 - Toy Piano Empire

3. 遠足の日 - Day of Excursion

4. 怪物誌 - Historiae Animalium

●DISC 2●

1. ここは私の遊び場 - Here is My Playground

2. 天井棧敷の人々 パート2 - Children of Paradise. Part 2


このアルバムは1977年8月から1978年7月までの11か月間だけ存在した<エレクトロニクスとエスニックの共存する即興>を特色としたユニットの演奏記録です。

CDに収録した音源は、1978年4月15日の天井棧敷館ライブ全曲と、1977年12月の湯河原、1978年3月の西荻窪、1978年7月の吉祥寺でのライブ・ダイジェストです。

ユニット名はヒカシューでしたが、1979年メジャーデビュー以降のヒカシューとは音楽の表現形態が大きく異なります。そのため、このアルバム収録時期のユニット名を<プレ・ヒカシュー>としました。

1977年8月、劇団ユリシーズの巻上公一は前衛パフォーマンス『コレクティング ネット』の音楽を山下康に依頼し、山下は井上誠ら数人のメンバーと一緒に劇中音楽を作り始めます。 このとき巻上が山下に演奏ユニットの名前を聞いたところ、山下は「ヒカシュー」と答えました。

『コレクティング ネット』終演後の9月、山下と井上は逆瀬川健治と知り合います。逆瀬川はこの年のインド、ネパールの旅でタブラと遭遇し、独学で叩き始めたころでした。

10月頃から3人は井の頭公園の外れの原っぱにたくさんの音具を運び出して頻繁に即興演奏を楽しむようになります。山下と井上の布袋からはウクレレやマンドリン、小さな紙製アコーディオン、シンバルを叩く猿のオモチャやひなびた電子音を出すブリキの光線銃など、逆瀬川は籐製の籠からタブラやラマシンバルなどを取り出してインドの風呂敷の上に広げ、3人とも演奏というよりも只々音を鳴らし続けることだけに夢中になっていました。

1978年1月、逆瀬川の紹介で若林忠宏と知り合い、3月頃から西荻窪の若林邸に機材を移動しての即興遊びが始まりました。若林はアジアを中心とした膨大な民族楽器をコレクションし奏法もマスターしていたので、即興演奏に使用する楽器の種類はどんどん増えていきました。

4月15日には元麻布天井棧敷館で15時と19時の2回ライブを行いました。この時は若林邸からも大量の楽器群を運び込み、井上はメロトロン3台に加えてローランドのシステム700フルセットを知人からレンタルして使用しました。

このユニットは1978年7月2日のライブの後に解散し、ヒカシューという名前は巻上公一の率いるテクノポップ・バンドに引き継がれました

EXT-0030 2019.2.13 RELEASE 3240yen (TAX IN) 2CD









LIVE ARCHIVES 1978-1984 -SHOWA-

収録曲

●DISC 1●

1. ART THEATER JUKU 1978

2. NYLON100% 1981

●DISC 2●

-La.mama 1982-

1. GLASS CHIME

2. TABLAGITA

3. WASSER

4. MEINE REFLEXION

5. MIZUE

6. PON

-PITHECANTHROPUS 1984-

7. COLLECTING NET

8. POKALA

9. DANZINDAN-POJIDON (including MEINE REFLEXION)

10. ZAPPLE STAR

-BONUS TRACK-

11. SUNSET WORLD TYPE-A

12. SUNSET WORLD TYPE-B


1978年から1984年までの昭和期に行ったライブ音源をまとめました。

井上と山下の2人だけによる初ライブとなったアートシアター宿(1978)、

伝説のニューウェイブサロン・ナイロン100%での、2台のシンセサイザーだけの完全即興ライブ(1981)

逆瀬川健治(タブラ)と上野耕路(ピアノ)をゲストに迎えた、イノヤマランド名義の初ライブ・渋谷ラママ(1982)、

イノヤマランドの初アルバム『DANZINDAN-POJIDON』リリースを記念したライブ・ピテカントロプス(1984)

更にイノヤマランド最初期の資料音源として、冨田勲監修のアマチュア・シンセサイザー音楽コンテスト(1978)入賞曲『SUNSET WORLD』の完全版と別バージョンをコンパイルした、初期イノヤマランドの足跡を俯瞰できるアルバムです。

EXT-0031 2019.5.15 RELEASE 3240yen (TAX IN) 2CD









LIVE ARCHIVES 2001-2018 -HEISEI-

収録曲

1. Galaxy-Gingakei & UPLINK FACTORY 2018

2. CLUB GOODMAN 2001

3. and ZONE 2005

4. Aoiheya 2002


イノヤマランドの未発表曲を中心とした平成期のライブ・アーカイブからベスト音源を厳選収録しました。

2018年のテイクは渋谷・Galaxy-GingakeiとUPLINK FACTORYでのライブ音源から。1stアルバム『DANZINDAN‐POJIDON』収録の"MIZUE"、"SHUFFER"、"POKALA"、"COLECTING NET"、"8・31"などのマテリアルを即興演奏と自由に絡めながら50分にも渡る一つの作品として再構成。

それ以前のライブ音源からは、 2001年の秋葉原・GOODMAN、 2005年の四ツ谷・and ZONE、 2002年の渋谷・青い部屋 での演奏を収録。いずれも未発表曲。

単なるライブ・アルバムではなく、現在進行形のイノヤマランドのパフォーマンスと、未来のイノヤマランドにつながる新たな萌芽がたっぷりと収められています。 

EXT-32 2019.8.28 RELEASE 2700yen (TAX IN) 









Fuku-Ura

Fuku-Ura

収録曲

1. Fuku-Ura

2020年4月にオーストラリアのLongform Editionsからネット配信でイノヤマランドの組曲「 Fuku-Ura」がリリースされました。30分の組曲「Fuku-Ura」は、神奈川県のはずれにある小さな港町のイメージを電子音とフィールドレコーディングサウンドの組み合わせで表現しています。

「この作品を制作したスタジオの近くに福浦(Fortune Bay)と呼ばれる場所があります。そこは明るい波、小さな古い漁船、日没後に沖に見える漁火、朝の風などの微妙な動きで満たされています。これらが作品のテンポや音色をコントロールしています。」(レーベルのアーティストノートより)

Longform Editions 013

https://longformeditions.bandcamp.com/track/fuku-ura








Commissions: 1977-2000 

収録曲

1. Hair Air

2. Soushiyou to Shiteiru

3. Garasudama

4. Aa Egypto

5. Skyfish

6. Bananatron

7. Fairy Tale

8. Morn

9. Kodama

10. Ougon No Sara

11. Candy Floss

12. Watashikara Ubawanaide

13. Anatano Yuushoku No Tameni

14. Candy(alt.)

15. Sekai No Owari


2019年にアメリカのEmpire of Signからリリースされたアンソロジー・アルバムです。『INOYAMALAND』『Music for Myxomycetes』『heart』『Egyptology』の4作から選曲されました。

形式は2枚組アナログLPが3種類で、それぞれオンライン限定のマーブル盤(EO503)、ショップ限定の透明盤(EO502)、通常の黒盤(EO501)のほか、CD、MP3も販売中です。

2019.9.20 RELEASE(Import limited items)

https://lightintheattic.net/artists/3411-inoyama-land













COMPILATION


heart

収録曲

1. Fairy (INOYAMALAND)

2. 霧 -Scale-(sekiguchi)

3. Music For Clouds (Solo)

4. 雨 -Tremolo-(sekiguchi)

5. Neon Tetra(INOYAMALAND)

6. Zazaragi(INOYAMALAND)

7. Skyfish(INOYAMALAND)

8. Fairy Tale(INOYAMALAND)

9. Wind Around The Corner(sekiguchi)

10. Cycle(INOYAMALAND)

11. Typical Owls(INOYAMALAND)

12. Re-cycle(INOYAMALAND)

13. 霧 -Singular Tune-(sekiguchi)

14. 鉄と風の音(sekiguchi)

15. Music For Clouds (Ensemble)

16. Gu Zheng & Yan Ching(sekiguchi)

17. Open Heart(INOYAMALAND)


2000年に環境音楽制作会社サウンド・プロセス・デザイン内のCDレーベル・CRESCENTからリリースされました。

この音楽は2000年8月4日、宮城県北西部の岩出山にオープンした『感覚ミュージアム』のための館内環境音楽を再構成したものです。音楽制作はイノヤマランドと関口孝が担当しました。

「視覚・聴覚・嗅覚・触覚といった、私たちの持っている"感覚"をテーマとする、日本で初めてのミュージアムが誕生しました。それが『感覚ミュージアム』 です。(中略) ダイアローグゾーン(身体感覚空間)とモノローグゾーン(瞑想空間)の二つのゾーンからなる館内には、見る、聞く、触れる、嗅ぐといった体験により、感覚を意識することのできる展示がいっぱい。子供から高齢者まで、あらゆる世代が、さまざまな体験を通して、楽しみながらイマジネーションを高めることが可能です。」(感覚ミュージアムのホームページより)

CRESCD-008 2000 RELEASE 2800yen (TAX IN)











Autre Methode Divinatoire

収録曲

1.イノヤマランド/Amur Pike

2.HIKUIYAMA/Bubbles 1

3.トゥバ・アンサンブル/shryaa Bulaak

4.Masanori Akashi/Jenseits von Gut und Bose

5.藤枝守+杉山紘一郎/Dance on the Sympathetic Strings

6.イノヤマランド/Banyak Pike

7.向後隆/Sahmadi

8.HIKUIYAMA/in Clouds

9.CAPPELLA/Dieus soit en cheste maison


2004年にCRESCENTレーベルからリリースされたコンピレーション・アルバムです。

1.のAmur Pikeは、イノヤマランドの『LIVE ARCHIVES 2001-2018 -HEISEI-」にライブ・バージョンが収録されています。

CRESCD-010 2004 RELEASE 2800yen (TAX IN)









KANKYO ONGAKU: Japanese Ambient, Environmental & New Age Music 1980 - 1990

収録曲

Disc 1

1. Still Space - Satoshi Ashikawa

2. Glass Chattering - Yoshio Ojima

3. Nemureru Yoru (Karaoke Version) - Hideki Matsutake

4. Islander - Joe Hisaishi

5. Ear Dreamin' - Yoshiaki Ochi

6. Variation III - Masashi Kitamura + Phonogenix

7. Park - Interior

8. Nube - Yoichiro Yoshikawa

9. Meet Me In The Sheep Meadow - Yoshio Suzuki

10. Ishiura (abridged) - Toshi Tsuchitori

11. Tomoshibi (abridged) - Shiho Yabuki

12. Chaconne - Toshifumi Hinata

Disc 2

1. Seiko 3 - Yasuaki Shimizu

2. Apple Star - Inoyama Land

3. Blink - Hiroshi Yoshimura

4. See The Light (abridged) - Fumio Miyashita

5. Praying For Mother / Earth Part 1 - Akira Ito

6. Breathing New Life - Jun Fukamachi

7. Snow - Takashi Toyoda

8. Loom - Yellow Magic Orchestra

9. A Dream Sails Out To Sea - Scene 3 - Takashi Kokubo

10.Umi No Sunatsubu - Masahiro Sugaya

11. Original BGM - Haruomi Hosono


2019年にアメリカのレーベルLighit in the atticからCDとLPの2種類でリリースされた、日本の環境音楽コンピレーションです。詳細なアーティスト情報を掲載したブックレットにパッケージされています。

イノヤマランドは『DANZINDAN-POJIDON』からAPPLE STARが収録されました。

LITA167CD,LITA167LP  2019 RELEASE CD=3034yen,LP=9271yen (TAX IN)









その他のCOMPILATION

      

1985年『YEN卒業記念アルバム』(LP) Alfa

             /YMO、立花ハジメ、ゲルニカ、他

1986年『避暑地まで DOWN TO RESORT』(LP、CD)Alfa

             /ウォーターメロン・グループ、テストパターン、インテリア、他

1989年『Medi Music ストレス』東芝EMI/田村洋、坂出雅海、谷口勝

           『Medi Music 活力』東芝EMI/鈴木さえ子、坂出雅海

   『Medi Music 鎮静』東芝EMI/渡辺ひろみ、寺井康裕、西田直文

1994年『YEN卒業記念アルバム』Alfa/YMO、立花ハジメ、ゲルニカ、他

1996年『フロム・リゾート〜サマー・フュージョン・スペシャル』Alfa

             /YMO、カシオペア、スクエア、他

1996年(16CD)『Yen Box,Vol.1』Alfa

            /細野晴臣、ゲルニカ、テストパターン、インテリア、他

1996年CD(2CD)『SUPER BEST OF ALFA AMBIENT COLLECTION』Alfa

           /YMO、サンセッツ、細野晴臣、テストパターン、インテリア

1998年『ミュージック・ノン・ストップ~ア・トリビュート・トゥ・クラフトワーク』EMI MUSIC JAPAN

           /ヒカシュー 、中野テルヲ、石野卓球、バッファロー・ドーター、他(井上誠、山下康名義で参加)

1998年『TRANSONIC 8』TRANSONIC w/ FANTASTIC EXPLOSION、IDOL TAXI、TAGOMAGO、他

1999年『SOUNDS OF TRANSONIC 1996-1999』TRANSONIC

2000年『SOUNDS OF TRANSONIC 1996-1999』POLYSTAR / TRANSONIC (reissue)

2000年『SOUNDS OF TRANSONIC 1994-1999』POLYSTAR / TRANSONIC (非売品)

2001年『HIKASHU HISTORY』Tzadik/ヒカシュー

2001年『TRANSONIC 10』POLYSTAR / TRANSONIC

2003年『TRANSONIC AMBIENCE SOUND MIX』TRANSONIC w/ TAMARU、TAGOMAGO、PACIFIC 231、他

2004年『Autre Methode Divinatoire』CRESCENT/HIKUIYAMA、トゥバ・アンサンブル、他

2010年『casiotone compilation』 ao to ao/shibata&asuna、他


雑誌『GROOVE』 1998年9月号の付録CDに「変形菌のための音楽」(ダイジェスト・バージョン)収録

単行本『電子音楽in JAPAN』(増補改訂版)2001年12月発刊の付録CDに「SUNSET WORLD」収録